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くま弁だより

せいかつQ&A

修理契約の解約(熊本日日新聞 2016年7月20日付)

 Q 業者に自宅を点検してもらい、結果を聞いて修理契約を結びましたが、やはり契約をやめたい。どうしたらよいですか。

 A 家屋の修理やリフォーム工事に関するトラブルの相談が増えているようです。
 修理やリフォーム工事では、業者から自宅を訪問されたり、電話で勧誘されたりして契約した場合、クーリングオフが可能です。しかし、もともと契約するつもりで自ら業者を呼んで契約したときには、クーリングオフはできません。
 もっとも、当初点検のみを依頼し、その結果を聞いて契約を決めた場合は、クーリングオフできると考えられます。
 また、点検結果について、不安をあおるようなうその事実を伝えられていた場合、クーリングオフとは別に、契約の取り消しができる場合があります。
 クーリングオフの期間は、法律で決められた事項が記載された書面を受け取った日から8日間です。書面が交付されなかったり、交付されたとしても法律で決められた事項が記載されていなければ、8日間の期間は適用されません。
 大切なのは、トラブルに巻き込まれないよう注意し、おかしいなと思ったらすぐに相談することです。
 契約の際は業者の説明をよく聞き、複数の業者から見積もりを取ったり、周りに相談したりしましょう。どの業者にするか、どんな工事をしてもらうかを十分に検討し、契約書などの内容もきちんと確認してください。
                           弁護士 岡井将洋

震災関連 2016/07/20